【巻き爪の種類】弯曲爪・陥入爪・爪甲鈎弯症(肥厚爪)

巻き爪の種類と特徴について

巻き爪のタイプは大きく分けて3種類

湾曲爪（わんきょくそう）

爪の両端が、皮膚に湾曲して食い込んだ状態です。 更に悪化すれば「の」の字やストロー状になります。 巻きの程度と痛みは比例せず、人によって、また、場合によって様々です。

陥入爪（かんにゅうそう）

特に若年層に多く、爪の先端両側が内側に刺さり込み、痛みや腫れなどの炎症を引き起こします。 場合によって肉芽という皮膚が出血して盛り上がる場合があります。 傷ついた皮膚から感染症を起こすこともあり、皮膚の潰瘍や壊死に至ることもあります。

爪甲鈎弯症(肥厚爪)（そうこうこうわんしょう・ひこうそう）

特に高齢者に多く、爪甲が厚くなり、変形や変色も伴います。表面も凸凹となる特徴があります。

巻き爪や陥入爪が起きる原因

間違った爪の切り方

間違った爪の切り方をしている方は非常に多く、実際に川口院へお越しの巻き爪患者様にも多く見受けられます。
特に深爪は、切り込んだ部分が皮膚に陥入し、爪付近の皮膚が盛り上がってくるので、痛みや炎症を引き起こしやすくなります。
そのため、爪を切るときは、まずは深爪にならないように注意してください。
また、爪をかなり長めに伸ばしている方も見受けられますが、これも巻き爪やケガの原因になりますので注意が必要です。

間違った靴の選び方や履き方

自分の足のサイズに合った靴を履いていない人や、男性では革靴や安全靴、女性でハイヒールやパンプスをよく履く人は、巻き爪や陥入爪になりやすいです。
男性の革靴や女性の先が細いヒールやパンプスは、より爪や足の指が圧迫されます。
巻き爪は、ヒールやパンプスのように窮屈な靴だけでなく、大きすぎるサイズやひもを緩めて履いている場合なども、足指が靴中でつま先の方に滑り、ぶつかりやすくなります。男性の革靴や女性の先が細いヒールやパンプスは、より爪や足の指が圧迫されます。

足に負担のかかる仕事やスポーツ

また、足の指に負担がかかりやすい仕事やスポーツをすることでも、足の指や爪に負荷がかかり、炎症を起こしやすくなります。炎症部分は、やがてその部分が盛り上がり、爪を両端から圧迫するようになって、巻き爪になりやすくなります。

加齢による爪の変化

そして爪は加齢に伴い、その厚みが増して硬くなる傾向もあります。さらに、歩くことが少なくなると、爪は自然に内側に曲がる性質があります。 日常生活で運動不足になりやすい高齢者は、巻き爪を起こしやすいので注意してください。

巻き爪の治療や予防について

巻き爪は、とにかく早めの対処が必要です。特に痛みがある場合は、足の痛みをかばうため、足腰にも負担がかかりますので、ひざ痛や腰痛も引き起こし、歩行が困難になることもあります。

症状が酷くならないうちに治療し、日常の爪のケアも正しく行って再発予防にも努めるようにしましょう。 巻き爪は、足に合わない靴を履くことや、スポーツで足指に負荷がかかりやすい人に起こりやすい症状です。また、歩くことが少なくなる高齢者においても、巻き爪になりやすい傾向があります。

「そもそも巻き爪治療は何科に行けばいいのか？」
と悩まれている方も多いと思いますが、自分で行うテーピングやコットンで皮膚への食い込みを軽減させる方法や、病院や治療院などでのワイヤーで矯正する方法、医療機関で外科手術で皮膚を切開したり爪を切り上げる方法、爪を作る爪母の部分をフェノールで焼いて爪を生えなくする方法など様々ありますが、それだけでは根本解決には至らず、再発を繰り返すこともあります。

また、痛みを我慢しながら歩くことで、ひざや腰などの足腰の筋肉にも負担がかかりやすくなって、痛めてしまう原因にもなります。
更に、一度治ったからといっても、同じ生活習慣を続けていれば、再発を繰り返すので、毎日の生活習慣や靴環境の見直しも必要になります。

巻き爪から様々な体の不具合にも繋がることが多いので、足に合った靴選びや正しい爪のケアを習慣づけるようにしましょう。

巻き爪でお悩みなら埼玉巻き爪矯正院　川口院へ

巻き爪専門院である当院では自社開発の特殊プレートによる矯正法で、日常生活に支障がなく、施術の痛みがほとんどなく、負担が少ないのが特徴です。

巻き爪が気になる方、既に困っている方はぜひ埼玉巻き爪矯正院　川口院へご相談ください。

埼玉巻き爪矯正院　川口院