爪の両端部が内側に向かって曲がりこんでいくのが巻き爪です。
上記左の写真のようにくるりと巻いてしまった巻き爪や、右の写真のようにサイドの爪だけホッチキスのように曲がる巻き爪など人によって様々です。
ひどい症状だと皮膚を巻き込む痛みを伴ったり、自分で爪の長さを整えるのが難しくなってしまいます。特に爪の角が食い込んで痛みが生じている場合は自分で角を切り込んでしまう人が多いですが、それは間違いです。角がなくなるとより爪が巻きやすくなる悪循環に陥ります。
また、最近腰痛や膝痛に悩まされている方もいらっしゃいませんか?
実はそれも巻き爪から引き起こされている痛みかもしれません。
足の爪は指先でしっかり地を踏みしめて歩行をするための支えとして大事な部分ですが、巻き爪の痛みを庇うために体のバランスを崩すことにも繋がってしまいます。その結果、腰痛や膝痛を引き起こします。
さらには、歩行しないようになると血流を悪くし、脳梗塞にまで繋がる恐れもあります。
爪が身体の末端だからと決して侮ってはいけません。
健康的な生活を送るためにも早期の巻き爪ケアが必要なのです。