爪が皮膚にくい込んで痛い。巻いている爪をどうにかしたいけどどこに行けばいいのか分からない・悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そもそも、なぜ巻き爪になるのか?皆さんは知っていますか?
■なぜ巻き爪になるのか
爪は、ある程度のカーブが必要で、もともと爪は巻く性質を持っています。そのため爪の反対側(指の腹側)からの力(圧力)が加わらないと、爪は巻きやすくなります。
足の爪の場合、しっかりと指先まで使って歩くことにより下からの圧力が加わるため、力が均等になり巻きにくくなります。
■爪の重要性
爪はタンパク質の一種である「ケラチン」から出来ています。髪の毛の成分と同じタンパク質です。
また、爪には「物をつかむ」・「歩く」ために必要な役割があります。
手の指は物を触ったり掴んだりすることが出来ますよね。足も、歩く動作で足をけりだす時につま先を使います。
実は、手の指も足の指も、指の先まで骨はありません。
骨の代わりに、爪が指先で物をつかんだり押した際の力を反対側で支えているため、物をつかんだり歩くことが出来ます。
そのため、爪が無い状態だと、物がつかめなかったり歩くことが困難になってしまいます。
このように、爪には重要な役割があります。
巻き爪になってしまうと、普段送れていた日常生活が、痛みに耐えなければいけない日々に変わってしまう事も多くあります。
そんな痛い巻き爪でお困りの方。
巻き爪の治療法には病院での「外科的治療」だけでなく、「保存的治療」もあるのはご存知でしょか。
「外科的治療」には、よく聞く手術で、爪を切って巻いている部分の爪を生えなくしたりする方法があります。
「保存的治療」には、少し巻いてきた爪の場合、爪先に脱脂綿をつめて痛みを軽減させる「コットンパッキング」や皮膚にくい込んでしまい痛みが出ている部分に伸縮性のテーピングを使用し皮膚を引き下げて痛みを軽減させる「テーピング法」などがあります。
「コットンパッキング」や「テーピング法」は軽度の巻き爪の場合は効果は出ますが、巻きが強くなってしまっていたり刺さりこみが強い爪、いわゆる重度の巻き爪の場合は、効果が出にくい場合もあります。
しかし、その「保存的治療」の中で行っている「巻き爪矯正」の場合は、軽度の爪のみではなく、巻きが強くなった重度の巻き爪にも対応が出来ます。
巻き爪矯正では手術のように爪を根元から切って爪を生えなくさせる事はせず、巻いている爪を平たい状態に戻す方法となります。
当院では、特殊なプレートを爪の表面に貼り付け、平たい状態に矯正を行っていきます。
矯正の場合は、ある程度の矯正期間が必要となりますが、痛みがある場合はほとんど1回目で痛みを軽減する事が出来ます。平均してだいたい1ヶ月に1度の貼り替えで3~5回程で安全な状態に改善します。
巻きが強くなりストロー状になってしまった爪や、爪の両端がホチキスの芯のように刺さりこんでしまう「陥入爪(かんにゅうそう)」にも対応しております。
また、当院では巻き爪矯正で爪を平たくするだけでなく、巻き爪になった原因をカウンセリングから探し出し、爪切りの仕方や靴の履き方など、一人ひとりに合った対応で再発防止ができるよう生活習慣の見直しのアドバイスも行っております。少しでも巻き爪が気になった方、痛い巻き爪を我慢している方はお早めにご相談ください。
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