「足の爪がどんどん分厚くなってきた」「前に爪が伸びこない」等のお悩みがありませんか?どうしていいか分からず放置していると固く分厚くなって爪切りが出来ない、爪がぶつかり靴が履けないなど生活に支障をきたすようになってきます。 爪甲鉤彎症の原因や対処法、予防法をお伝えしていきます。
爪甲鉤彎症とは
爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)はワシやタカの爪のように鉤状に変形していく爪疾患です。
表面がデコボコして上部に厚みが増し、黄色く濁ったり黒っぽく変色していきます。
正常な爪は根本の皮膚に覆われた部分から生まれて、根本とキューティクルに支えられ指先に伸びていきます。
しかし外的な圧迫負荷や怪我による爪の消失によって支えが失われると変形がどんどん進むばかりか、爪が前に伸びずに上部に厚みを増していき、表面に横筋を形成しながら層状の厚みを形成していきます。
ひどい場合は指と爪の間に空洞ができる(爪甲剥離症)こともあります。 原因は? 様々な要因が関連してくることが多いですが
主な原因は
- ケガなどの外傷によるもの
- パンプスや窮屈な靴を履き続ける
- ゆるい靴で指先へ衝撃を受け続ける
- 深爪
また、指先の骨や皮膚の環境が原因でもあります。 指の先端は骨(末節骨)が届いておらず、皮膚だけの柔らかい状態にあります。
そこで爪は骨の代わりに指先を保護・支えの役割を担っています。
爪があることで地面を蹴りだしたり、歩行時にかかる体重をささえています。
怪我や深爪による爪の消失は、本来爪で覆われているはずの柔らかい指先を剝き出しにしてしまい、そのため歩くときに地面からの圧力を受けて指先の皮膚が盛り上がってきてしまいます。
その結果、爪は盛り上がった指先の皮膚に塞き止められてしまい、正常に伸びていくことができなくなり、次に伸びる爪は断裂し古い爪の下へと層をなして厚くなっていきます。
この指先の皮膚の影響と同じような環境が、圧迫負荷の掛かる足に合わない靴(細身のパンプスや高いヒール、硬い革靴など)でも再現され、爪に悪影響となります。
爪甲鉤彎症によるトラブル
爪甲鉤彎症になると爪がどんどん肥大して、次第に日常生活に支障をきたしてくる場合がでてきます。
分厚くなった爪が靴にぶつかり、指に食い込んで痛みや炎症を起こすこともあります。
酷くなると靴も履けないくらい厚みが出てしまうこともあります。 また、爪切りが出来なくなるだけでなく、見た目から人前で裸足になれないなど心身的な悩みにも繋がります。
女性であればストッキングは伝線してしまいますし、夏にはネイルをしてサンダルを履くということも出来なくなります。
爪甲鉤彎症の予防方法と対処方法
自分で出来る予防方法は
- 深爪をしない…角を切らない、指先と長さを合わせる
- 足に合わない靴を履かない
- 水虫にならない…治療が必要
対処法は
痛みのないうちに早めに治療をうけて悪化させないようにしましょう。
自分で出来ることは保湿することや厚みを削ることです。
治療として行うのは爪の長さや厚みを適切に整える保存的治療になります。
爪が伸びやすいよう指先の肉が盛り上がらないよう皮膚にテーピングをします。
綺麗な爪をとり戻すには
爪を保湿して削るだけでは一時的な対処法にしかなりません。
根本的な改善を目指すには外科的な手術か器具を使用した矯正法になります。
外科的な手術の場合だと指先の骨を削る、抜爪など心身的な負担が大きくなります。
日常生活に負担がなく手軽にできるのが矯正法になります。
埼玉巻き爪矯正院【川口院】では爪を再生するためのケアを実施しています(爪が正常に伸びる環境を整える矯正法)。
初検でしっかりとカウンセリングをおこない、長さと厚みを調整して症状に合わせて矯正器具を取り付けていきます。
当院は、患者さんの負担を極力抑えた施術を重視しています。
爪の成長を一緒に見守り正しく矯正されているか確認しながら現状に合った矯正器具に貼り替えていきます。
爪が分厚くなってしまいどうしていいか分からない方、ひどくなる前に何とかしたい方、どこに相談していいいか分からない方、まずはお気軽に埼玉巻き爪矯正院【川口院】にご相談ください。