埼玉巻き爪矯正院の森です。
今回は巻き爪の原因に糖尿病が関係しているという内容をご紹介します。糖尿病は体全体に悪影響を及ぼします。末端の足の爪にも影響が出ると、巻き爪や変形爪になることがあります。
巻き爪だと気づかれたら、その原因を探ってみてください。もしかすると糖尿病の可能性が潜んでいます。糖尿病は早期の発見と治療が大切です。
■ただの巻き爪と放置するのは危険
糖尿病になるとドロドロとした流れが悪い血液が体を循環してしまい、血行が悪くなります。エネルギーを送るための血液がうまく循環しなくなると、体の機能が正しく働かなくなり、様々な悪影響が出てきます。早期発見が望ましい糖尿病ですが、初期段階は特に自覚症状がないので気づきにくいです。ただ、初期段階でも影響がわかりやすいのが足の爪です。
巻き爪は、糖尿病によるドロドロの血液が滞るために起こる場合もあります。糖尿病の人が巻き爪の食い込みで皮膚が傷つくと、体の抵抗力が下がっているため細菌に感染して化膿や炎症を起こしやすくなります。また、神経障害によって痛みに対する感覚が鈍くなるので気づきにくくもなります。
定期的に自分の足の状態を見て確認し、痛みがあってもおかしくないような食い込みのある巻き爪であれば、早々に糖尿病の検査を受けるのが望ましいでしょう。
■糖尿病で爪に現れる症状
糖尿病によって起きる足の爪の症状は巻き爪だけではありません。他にも2つご紹介します。
【肥厚爪】
爪が分厚くなったり、層のように重なり厚くなったりした爪を肥厚爪といいます。厚みがあっても意外と中はスカスカで脆くなっている場合があり、ヒビが入ると簡単に割れてしまう爪でもあります。層のように重なった爪は皮膚と剥離している場合が多く、そこから炎症を起こして痛みを訴える方もいます。
【爪白癬】
爪に発生する水虫です。爪が白く濁ったり、分厚くなったり、脆く変化してしまいます。そして、爪白癬から巻き爪になることも少なくありません。
■糖尿病と爪の関係
糖尿病で血行が悪くなると、栄養が体の隅々まで行き渡らなくなります。すると足の爪は巻き爪や水虫などの異常を引き起こします。最悪の場合、症状がひどくなると足が壊疽を起こし、足を切断しなければならなくなります。このような足の異変を糖尿病足病変といいます。
血行が悪くなることで足の末端まで血液が行き届かないので、血管が細くなっています。細くなることで足の感覚が鈍くなる神経障害を併発することも多く見受けられます。それが足の指先の痛みをあまり感じないことに繋がり、巻き爪などの本来初期の段階で気づけられたはずの異常に気づけないこともあります。
足病変の放置はとても危険です。全身病変に変わる恐れがあります。糖尿病患者さんは毎日こまめに足を観察してください。そして少しでも異変を感じたら、迷わずすぐにでも専門医を受診しましょう。
糖尿病の早期治療は大事ですが、もちろん巻き爪の早期改善も健康的な生活を送るうえでとても大切です。足の異変が気になったらお気軽に埼玉巻き爪矯正院川口院にご相談ください。
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