爪の重要な役割とは?辛い巻き爪や爪トラブル、それでも爪は必要なの?

今までに巻き爪やその他様々な爪トラブルに悩みを持った経験のある方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

そんなトラブルが起こると、とても辛く、どうして爪は存在するのだろうと考えたことはありませんか?

今回はそんな爪の役割と爪がないことでどういったトラブルがでるのかお話ししたいと思います。

目次

爪はどうして必要なのか?爪の役割とは?

爪は毛髪などと同じくケラチンというタンパク質でできており、皮膚の角質が硬くなったものです。爪母(爪の付け根にある皮膚で覆われた部分)で生成され、爪床(爪の下にある皮下組織の一部)の上を滑って前方に押し出される形で伸びていきます。

爪の役割とは

■指先の保護

指の背面の皮膚は、厚い皮膚や角質に覆われている体の他の部分に比べ非常に薄く外部からの衝撃を受ければ簡単に傷ついてしまいます。そのため爪で覆うことにより指先を保護する役割を担っています。

 

■指先を支える骨の補助

人の体は、骨によって支えられています。手や足にももちろん骨があり、指の骨は手足共に指の付け根から基節骨・中節骨・末節骨の3つの骨で構成されています。(親指は中節骨がなく、基節骨と末節骨のみ)しかし実は指の先端には1番端の末節骨が到達していない部分があります。先に述べた役割にも繋がりますが、骨が到達しておらず支えられていない肉や皮膚を爪で支えるという役割として指先を保護しています。

 

■歩行時に体重を支える

足の爪は歩行時に重要な役割があります。歩行時は必ず指の腹で地面を蹴っているのですが、そのとき地面から圧力が加わり指の腹側に力がかかります。そうして加わった力を受け止め、体重を支える役割があるのです。力を受け止められなければ、うまく力を入れる事ができません。また、爪があることにより地面からの圧力の受け止め具合を調整することもできるので、指先の力の加減を調整することが可能となります。

爪がない場合の不具合とは?

もしも爪が存在しなければ?実際にはどのようなことが起こるのでしょうか?

 

爪がなければ簡単に指先の薄い皮膚が傷ついてしまうこと、また骨のない部分が支えられずふにゃふにゃになってしまうことはこれまでのお話でご理解いただけたと思います。

 

では、外部からの圧力を受け止められなければ、どうなってしまうでしょうか?

手の指は力の加減を調整し細かい物でも掴んだり、作業をしたりということができます。また、足の指は地面からの圧力を受け止め体を支え立ち、踏み込む力を強くすることで歩行することができます。もしも爪がなかったら、物も掴めず、立って歩く事もできないということになります。

 

また、爪を短くしすぎていると体重がかかったことで受けた力で爪が皮膚に食い込んでしまいます。タイトな靴などにより窮屈な足環境だとその影響で負荷がかかり、爪は丸まり平らに広がって力を受け止めることが出来ません。こういったことも巻き爪、陥入爪の原因になります。

 

爪の大切な役割について、ご理解いただけましたか?

足の爪は受ける力がとても大きく、巻き爪や爪の肥厚などのトラブルにより重要な役割を充分に果たせなくなってしまいます。そんな爪のトラブルにお悩みの方は、是非ご相談ください。

大切な爪ですから最適な状態で爪が役割を発揮出来るように生活習慣や足環境を見直すことで快適に過ごしていきましょう。


【埼玉巻き爪矯正院 川口院】

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川口の巻き爪矯正院

 

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