埼玉巻き爪矯正院川口院の森です。
今回は巻き爪など、足トラブルを招く浮き指についてご紹介します。日本の浮き指人口は、実に女性の3人に1人、男性では2人に1人いると言われています。
これだけ多くの人が浮き指になっているのはなぜか?そしてどんなリスクが潜んでいるのか?改善方法も一緒にまとめましたので、是非ご参考ください。
■浮き指とは
浮き指とはその名の通り、指先が地から浮いて下につかない状態にあります。
人の足は体のバランスを正しくとるために指先、指の付け根、かかとの3点が地についている状態が最もよいのですが、浮き指になると残りの2点だけで支えることになりバランスを崩します。すると足裏が安定せず、本来の歩行ができなくなります。そうなると、次第に前進にさまざまな悪影響が出てきます。
■浮き指の原因は偏平足
浮指になりやすいのは足指をうまく動かせないほど足指の力が弱い状態にあり、そうなる原因の一つが扁平足だと言われています。
人は生まれたときは扁平足で、9歳頃までにようやく土踏まずが形成されます。それから運動量が増えていくと足裏の筋肉が発達するのですが、その発達が不十分なまま大人になると扁平足になってしまいます。
扁平足になると足首が内向きに捻じれ、正しい姿勢を保てなくなります。そうすると全身のバランスが崩れて足の筋肉や関節に負担がかかり、さまざまな足トラブルを招きます。その一つが浮き指であり、正しく足指を使う状態を保てずに筋力が弱ることから引き起こされています。
■浮き指のリスクとは
浮指のリスクを3つご紹介します。
【1:足のトラブル】
指先に力が入らないと、足裏の他の部位でバランスを取ろうとします。すると本来負担がかかることのない場所にタコやうおのめが出来ます。また巻き爪や外反母趾などの症状も引き起こします。
【2:上半身に及ぼす影響】
浮き指で足裏のバランスが崩れると、重心がかかとにかかります。かかと重心だと体は後ろ側に傾きます。そのままだと全身のバランスを保てないので、前のめりに姿勢を正そうとして余計な力が入ってしまいます。特に頭を支える首に力が入り、続いて肩、そして腰までコリや痛みが出てきてしまいます。
さらに、首を痛めることは自律神経の働きを悪くしてしまいます。すると全身への血流を巡らせるコントロールが悪くなって足先まで冷え、むくむことに繋がります。
【3:下半身に及ぼす影響】
下半身は上半身を支えようとさらに力が入ります。そのため、下半身の筋肉が発達し下半身太りに繋がります。また、重心が後ろ側のまま歩くことになるので、転倒して怪我や事故を招くリスクも多くなります。
■浮き指の改善方法
全身に悪影響を及ぼす恐れを潜めた浮き指ですが、ご自身で簡単にできる改善方法をご紹介します。浮き指改善には親指の付け根の筋肉を鍛えることが必要ですが、そこで是非実践していただきたい「グーパーリハビリ運動」というトレーニングをご説明します。
【グーパーリハビリ運動】
片方の足ずつ行っていきます。
(1)手の人さし指以外の4本で足の親指と付け根まで深くしっかり握ります。もう片方の手で、足首がグラつかないように甲面をしっかり握って抑える。
(2)握った親指を付け根から、足裏側にグイッと曲げる。→「グーの運動」
(3)付け根を深く握ったまま、左右にぐるりと回す。→「パーの運動」
毎日片足5分が理想です。ただし、痛みが出ない程度に慣らしながら実践していってください。そもそも足に痛みがある場合は行わないように注意してください。また、痛みが生じたときは中止してください。およそ2週間で効果が期待されますが、無理をせずに続けましょう。
巻き爪には今回ご紹介した浮き指以外にも、多くの原因があります。
埼玉巻き爪矯正院川口院では、患者さん一人一人に合った巻き爪原因を見直すアドバイスを行っています。矯正後も巻き爪が再発せずに健康的な生活を送ることができるように患者さんと向き合っています。
少しでも巻き爪が気になるのであれば是非当院までお越しください。
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